このページで扱うのは、 ゼロから最初に動く EvoX 環境まで の最短ルートです。できるだけ少ないコマンドでインストールと基本設定を済ませ、インポートと最小サンプルで動作確認し、EvoX が本当に自分のタスクから呼び出せるかを確かめます。覚えておきたいのは次の一言——インストールできても動くとは限らない。4 つのステップすべてで実際の出力が得られて初めて、導入完了と言えます。
ステップ 1:まず分離、そしてインストール
パッケージをインストールする前に、まず venv か conda で独立した Python 環境を作りましょう。グローバル環境のパッケージはすべてのプロジェクトで共有されるため、バージョンが衝突すると調査コストが極めて高くなります。独立環境は EvoX 専用の実験台のようなもので、壊れても削除して作り直せば他のプロジェクトに影響しません。
- 環境分離を優先:まず python -m venv .venv で環境を作り、それを有効化します(Windows では Scripts ディレクトリ内の activate スクリプトを使います)。
- パッケージマネージャーを先に更新:有効化したらまず pip install -U pip を実行し、古い pip が依存関係の解決でエラーを起こすのを防ぎます。
ステップ 2:EvoX のインストール
インストール自体は通常 1 つのコマンド、pip install evox で完了します。conda やソースからのインストールも可能です。パッケージ名・バージョン・ダウンロード元はすべて公式リリースを基準にする——配布元によってパッケージ名が数文字しか違わないことがあり、間違えると別のパッケージや互換性のない古いバージョンが入ってしまいます。インストール時にエラーが出ないのは「入った」というだけで「使える」ことではありません。ここで止めないようにしましょう。
ステップ 3:基本設定を最小限に抑える
初回の導入ではすべてのパラメータを調整する必要はなく、4 つの出発点を確認するだけで十分です:Python バージョンが公式要件を満たすか、依存パッケージのバージョンが互換か、今回の実験で CPU と GPU のどちらを使うか、乱数シードを固定するか。前半 2 つはプログラムが正常に動くかを、後半 2 つは結果を再現できるかを決めます。
ステップ 4:検証で締めくくる
最も確実な確認方法は、ターミナルに赤字が出ないかを見ることではなく、EvoX を実際に動かすことです:まず import evox してバージョン番号を出力し、現在の環境にパッケージが確実に読み込まれているか確認します。次に最小サンプルを実行するか進化の 1 イテレーションを完了し、タスクから正常に呼び出せるかを確認します。両方で実際の出力が得られて初めて、環境構築が完了します。
AI に手伝わせつつ、最終確認は自分で
自分の OS、Python バージョン、ハードウェア情報を AI に伝えれば、対応するインストール・設定・トラブルシューティングのコマンドを生成してくれ、ドキュメントを調べる時間を大幅に節約できます。ただし注意が必要です:AI が出したパッケージ名、バージョンの組み合わせ、システムレベルの操作は、必ず公式ドキュメントとバージョンマトリクスに戻って確認してから実行してください。特にシステム設定の変更や依存関係のアンインストールを伴うコマンドは慎重に。
再現性の範囲:インストールコマンド、環境の依存ファイル、バージョン番号を記録しておきましょう。複数環境の混在で最もよくある結末は「手元では動くのに、別のマシンでは失敗する」というものです。記録こそが唯一の低コストな保険です。
